【完全版】ガルバニウム鋼板のメリット・デメリット【新発田市】【村上市】【胎内市】屋根リフォーム
2024.03.18 (Mon) 更新
新発田市・村上市・胎内市にお住まいの皆さん、こんにちは!
新潟県 新発田市・村上市・胎内市を中心に、屋根リフォーム・雨漏り修理を行っています!
本日は「ガルバニウム鋼板のメリット・デメリット」というテーマでブログを更新します!
ぜひこの記事を読んでいただき、屋根リフォーム・雨漏り修理をご検討ください!
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ガルバニウム鋼板は屋根の葺き替え・カバー工法リフォームで人気がある素材の一つです。
ガルバニウム鋼板は”錆びない・メンテナンスフリー”と言われますが、実際どうなのでしょうか?
ガルバニウム鋼板の屋根の特徴や価格、メリット・デメリット、葺き方、塗装などのメンテナンスや施工方法について確認してみましょう。
目次
- ガルバニウム鋼板とは..?
- ガルバニウム鋼板屋根のメリット・デメリット
- 耐久性に優れている
- 耐熱性が高い
- 耐震性に優れている
- 加工しやすい
- 断熱性が低い
- アルカリ性に弱い
- 勾配がないデザインには不向き
- ガルバニウム鋼板屋3つの後悔
- 1.施工が不十分で雨漏りが起こった
- 2.業者選びに失敗して10年以内に再工事を行った
- 3.メンテナンスを行わず劣化してしまった
- ガルバニウム鋼板とほかの屋根材と比較
- ジカリウム鋼板(石付き鋼板)
- スレート
- セメント瓦
- ガルバニウム屋根の葺き方の種類・勾配の目安
- ガルバニウム鋼板屋根の色の選び方
- ガルバニウム鋼板屋根葺き替え・カバー工事をする費用と施工例
- ガルバニウム鋼板屋根の葺き替えリフォーム
- ガルバニウム鋼板屋根のカバー工法リフォーム
- ガルバニウム鋼板屋根のメンテナンス・施工方法
- 自分でできるメンテナンス方法
- 経年劣化は避けることはできない
- ガルバニウム鋼板屋根の塗装時期・価格相場
- 20年経過したら葺き替えかカバー工法の検討を!
- 最後に…
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ガルバニウム鋼板とは..?
ガルバニウム鋼板とは、1972年にアメリカで開発された金属素材です。
スタイリッシュでモダンな見た目から近年人気が高まっていますが、実は昔からある素材で「ガルバ」「ガルバニウム」「ガリバリウム」などと呼ばれることもあります。
アルミと亜鉛で鉄を守ることにより生まれた、耐久性に優れた鋼板です。
それまで普及していた金属屋根素材のトタンは亜鉛メッキ鋼板でしたが、トタンにアルミを加えて強くしたのがガルバニウム鋼板です。
ガルバニウム鋼板屋根のメリット・デメリット
耐久性に優れている
屋根や外壁は雨風や紫外線に常にさらされているので、耐久性に優れていることは非常に重要です。
ガルバニウム鋼板は亜鉛鉄板の犠牲防食機能(亜鉛が犠牲となって腐食留守事により鉄の腐食が防止される現象)と、アルミの長期耐久性を併せ持っているため、従来のトタン屋根に比べて3~6倍の耐久性があります。
加工が簡単にでき鋼材なので、場所を問わず住宅に使われています。
主に住宅や店舗、工場などの屋根や外壁に力を発揮しています。
積雪の多い地方でも大雪に耐えることが可能なので安心して雪の季節を過ごすことができます。また、酸性の雪や酸性雨、海岸地域などでも優れた耐久性を発揮します。ただし、時間が経つと錆びてしまうため定期的なメンテナンスが必要になります。
耐熱性が高い
ガルバニウム鋼板は鋼板の上に「亜鉛43%・アルミ55%・シリコン1.6%」の合金層があり、熱に強いアルミが多く含まれるため、従来の亜鉛鉄板よりも耐熱性に優れています。
耐震性に優れている
ガルバニウム鋼板は1~3㎜程度と非常に薄い素材であり、重さも瓦の10分の1ほどと、とても軽量なのが特徴です。屋根の重さは地震の際の家の耐震性に影響を及ぼすのでが、ガルバニウム鋼板は家屋の躯体への負担を軽減し、瓦などに比べ地震の揺れに強いです。
そのため、重ね葺きや外壁の重ね張りなど、全体の重量が増えるような工事に向いています。
加工しやすい
ガルバニウム鋼板はメッキ層が柔らかいため、複雑な折り曲げが可能となり、様々な形状の屋根に対応できます。
最近では、表面にポリエステル樹脂やフッ素樹脂を焼き付けてある紫外線に強い製品なども開発されています。
断熱性が低い
瓦やストレートの屋根材自体には断熱性がありますが、ガルバニウム鋼板は金属なので素材自体に断熱性能はありません。そのため、やねん材の下や屋根裏に断熱材を施工することが一般的です。
その場合、断熱工事費用が掛かるので注意しましょう。
アルカリ性に弱い
耐久力のあるガルバニウム鋼板ですが、アルカリ性との相性はよくないので施工する環境には注意が必要です。
ガルバニウム鋼板に枯葉や木くず、木材などが長い間付着していると変色、変質することがあります。これは木材に含まれている「木酢液」という酢酸が原因です。
自宅や隣家の庭などに背の高い植物がある場合、こまめに手入れしなくてはいけません。
勾配がないデザインには不向き
雨などでガルバニウム鋼板の上の水たまりができてしまった場合、浸水してしまう恐れがあります。したがって勾配がない屋根や、陸屋根(平屋根)には向きません。
ガルバニウム鋼板の屋根を導入したいときは、水が溜まりやすい形状にすることは避けましょう。
ガルバニウム鋼板屋3つの後悔
ガルバニウム鋼板の屋根にして後悔する3つのけーすは以下の通りです。
- 施工方法が不十分で雨漏りが起こった
- 業者選びに失敗して10年以内に再工事を行った
- メンテナンスを実行わず劣化してしまった
ガルバニウム鋼板屋根で後悔しないために、以下の内容を確認しておきましょう。
1.施工が不十分で雨漏りが起こった
ガルバニウム鋼板屋根の設置工事の施工不良から雨漏りが起こってしまう可能性があります。施工不良の原因として、ガルバニウム鋼板屋根の需要が増えたことで専門業者以外の業者が参入してきたことが挙げられます。
ガルバニウム鋼板の施工工事は高い専門性が必要となります。専門業者でないと適切な施工手順を守れていなかったり、使うべき材料を省いて施工費を安く見せていたりする可能性があります。
2.業者選びに失敗して10年以内に再工事を行った
業者選びに失敗すると5年程で雨漏りが起きてしまうなど、再施工が必要になり、余計に施工費用がかかってしまいます。
再施工とならないように以下の3つのポイントを業者に聞いてみましょう。
- ガルバニウム鋼板屋根の施工実績があるか
- 「捨て板」という部材を使用しているか
- 屋根材メーカーの工事規定をしっかり守っているか
メーカー規定を守らずに設置工事をした結果、施工不良となっているケースもあり、施工費用が極端に低い業者は注意しましょう!!
3.メンテナンスを行わず劣化してしまった
ガルバニウム鋼板屋根は10年~15年に1回のメンテナンスが理想としておすすめしています。
ガルバニウム鋼板屋根が劣化する原因の大半は塗装が剥げてしまうことや飛来物による「もらいサビ」です。メンテナンスを行わないまま経年劣化が進み、本来の耐用年数を迎えられない可能性もあります。
10年~15年に1回は業者にメンテナンスを依頼しましょう。
ガルバニウム鋼板とほかの屋根材と比較
屋根材にはガルバリウム鋼板の他にも、「ジンカリウム鋼板」「スレート」「セメント瓦」があります。
それぞれの特徴をご紹介しますので、屋根材を決める際の参考にするといいでしょう。
名称 | 耐用年数 | 価格(葺き替え・1㎡あたり) | メンテナンス |
---|---|---|---|
ガルバリウム鋼板 | 30~40年 | 6,500〜8,000円 | 10~15年 |
ジンカリウム鋼板 (石粒付き鋼板) |
30~50年 | 8,500〜22,000円 | ほぼ不要 |
スレート | 10〜35年 | 5,000~7,000円 | 10年 |
セメント瓦 | 20~40年 | 5,000~10,000円 | 10~20年 |
ジカリウム鋼板(石付き鋼板)
金属の屋根材の表面に石粒コーティングを施しています。
本から石粒がコーティングされているので塗装のメンテナンスが必要ありません。石粒のコーティングには断熱効果があり、雪が落ちにくいなどの特徴があります。
スレート
スレートは粘板岩を薄い形状に加工した建築材です。
現在は「化粧スレート」というセメントに繊維素材を混ぜたスレートが主流です。化粧スレートは色やデザインが豊富で外壁の色とも合わせやすいため、希望通りの雰囲気の屋根を実現しやすく、重量も軽いため耐震性にも優れています。
しかし、割れやすくコケやカビなどがはっせいしやすいなど、耐久性・防水性が低いなどのデメリットがあります。メンテナンス期間は10年と考えておきましょう。
セメント瓦
セメントと川砂を混ぜ合わせて作られた2~3㎝程度の厚みがある瓦です。現在は使われることはありません。
他の屋根材と比べて重量があり、気温の変化に強く、耐震性があるのが特徴です。スレートと同様に色やデザインが豊富です。
しかし、厚みがあることで耐震性には劣ります。表面を塗装しているため、定期的に塗装し直す必要がある点にも注意しましょう。
ガルバニウム屋根の葺き方の種類・勾配の目安
ガルバニウム鋼板屋根の葺き方は「横葺き」「縦葺き」「瓦調葺き」の3種類が主流です。
下の写真は「瓦調葺き」です。こちらの葺き方はあまり見ることはありません。
最も普及率が高いのは「横葺き」タイプです。
最低2~2.5寸以上で施工できるメーカー品が多くみられます。
0.5寸以上の勾配の屋根ならトタン屋根のような形状の「横葺き」タイプがおすすめです。
メーカーによっては0.2寸~対応している商品もあります。
このようにガルバニウム鋼板の屋根は、緩い勾配から急勾配まで対応可能ですが先ほども上記で説明した通り勾配は緩すぎない方が無難です。
できれば、地元の屋根業者さんと相談しながら建物に最も合った葺き方・製品を選択するのをおすすめします。
ガルバニウム鋼板屋根の色の選び方
ガルバニウム鋼板の屋根には白・黒・グリーン・ブルー・レンガ・シルバー・グレー・オレンジ・赤など様々なカラーがあります。
「ガルバニウム鋼板は熱伝導率が高いため遮熱対策したい場合は、黒など濃い色は避けた方がよい」という意見を聞いたことがあるかもしれません。しかし、基本的には断熱材も一緒に施工するので色選びの際に暑さを気にしすぎる必要はなく黒やブルーなどの濃い色が人気です。
外壁とカラーバランスを重視して、納得できる好みのカラーを選びましょう。
ガルバニウム鋼板屋根葺き替え・カバー工事をする費用と施工例
ガルバニウム鋼板屋根の葺き替えリフォーム
日本瓦からガルバニウム鋼板に葺き替えする費用は約5万~9万円/坪です。
スレートからガルバニウム鋼板に葺き替えをする場合は約3万~6万円/坪が相場です。
※上記金には足場設置費用や諸経費・既存屋根の解体撤去費用も含まれます。
ガルバニウム鋼板屋根のカバー工法リフォーム
スレート屋根などの上にカバー工法をする場合は約2.5~3万円/坪の費用がかかります。
※上記金額は足場設置費用や諸経費も含まれます。
ガルバニウム鋼板屋根のメンテナンス・施工方法
自分でできるメンテナンス方法
専門業者に依頼することなく、ご自身でもできるメンテナンス方法は、、
水をかけることです!!
頻繁に水をかけなくても3カ月~1年に1回ほどの頻度で大丈夫です^^
泥羽や汚れを軽く落とすことが目的なので、高圧洗浄機で水をかける必要はありません。
経年劣化は避けることはできない
錆びにくいと言われているガルバニウム鋼板ですが、絶対に錆びないという訳ではありません。
自転車やスコップなど硬いものを鋼板にぶつけて傷つけてしまうとそこから赤サビが発生することもあります。他のサビている金属(雪止金具など)があると「もらいサビ」という現象が起きてしまうこともあります。また、肝がんや高温多湿な環境下では白サビがついてしまうこともあります。
耐用年数が長いのが特徴ですが、経年劣化は避けることはできません。
サビや色褪せ・色落ち、屋根材の浮きなどが確認されるようになったら塗り替えや最悪の場合葺き替えを検討しなくてはなりません。
そのためには、屋根だけでなく雪止金具などのメンテナンスを定期的に行うことをおすすめしています!!
ガルバニウム鋼板屋根の塗装時期・価格相場
ガルバニウム鋼板の耐用年数は30年~40年とされていますが、海沿いの建物の屋根の場合、潮の影響で20年持たない可能性があるためあまり海沿い向きではありません。
また、海の近くではない場所でもどんな屋根材であっても定期的に塗装しておいた方が長持ちします。
塗装の耐久性にもよりますが10年~20年、できれば15年に一度は塗装リフォームを行うことをおすすめします。
なお、人気の塗料では、シリコン塗装なら約1,600円~2,500円/㎡、フッ素なら約3,000円~4,500円/㎡で施工できます。この他に養生代・足場代・諸経費がかかる場合がありますので総費用や細かい見積などは施工してくれる業者にしっかりと確認しておくといいでしょう。
20年経過したら葺き替えかカバー工法の検討を!
塗装のメンテナンスにも限界はあります。
最後に塗装をしてから20年程経過してしまったらカバー工法、または葺き替え工事を検討するといいかもしれません。ルーフィング(防水シート)の寿命は20年であるため、20年~30年経つと屋根下地も劣化してきますので長く住み続ける建物であれば、カバー工法ではなく葺き替え工事を行う方が効率的です。
また、すでにカバー工法を行ったことがある屋根の場合も再びカバー工法を行うのは難しいため葺き替え工事が必要になります。
できれば10年に1度くらいの頻度でガルバニウム鋼板屋根に詳しいリフォーム会社に点検してもらい、塗装・葺き替え・カバー工法、いずれの工法が良いか予算に併せて提案してもらうことをおすすめします。
北越瓦工業は瓦屋根だけではなくガルバニウム鋼板などの板金工事も行っております。
ぜひ!ご自宅などの建物の屋根のリフォームなどをご検討中の方はお気軽にご相談・お問い合わせください!!
最後に…
基本的に耐久性があるガルバニウム鋼板ではありますが、「メンテナンス不要」という大げさな表現をしてくる業者も残念ながらいないとは言い切れません。
上記で説明した通り、環境次第ではサビが付いてしまったり、腐ってしまったりすることもあります。トタン屋根よりずっと耐久性があるというだけでやはり金属であるためにメンテナンスをしなくてもいいという事ではありません。
「個の屋根材なら一生メンテナンスフリーです」などという会社があったら警戒してください。
ご自身の大切な住宅を守れるのはご自身だけですので信頼できる業者に依頼しましょう!!
最後までお読みいただきありがとうございます☺
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